弊社は多くの神社や寺院からご依頼を頂いていますが、御神木や社寺林の管理が行き届かない第一の問題点はお金です。
氏子や檀家、参拝者、崇敬者の減少により多くの社寺の資金が不足しています。公園や国有林とは違い社寺林に国からの補助が出ることは滅多にありません。よって有志の方々からの寄進によって社寺は維持されています。
日本国内の巨木の7 割は社寺に存在します。社寺林は巨木を育てる森であり、また国内に数% しか残っていないと言われる自然林( 照葉樹林、極相林、鎮守の杜)も多く存在します。
我々は樹木を管理しお代金を頂く側ではありますが、樹木管理を担う職人側として我々が出来ることを考えました。それは御神木や社寺林を手入れした際に出る材を、一枚板のテーブルや御玉、勾玉、絵馬、小刀、器、薪などに加工し、心ある方々に購入して頂き、その利益を社寺にお返しし、次の社寺林保護再生の資金をつくる計画です。
現在は、社寺や社寺林を後世に残したいと願う木工職人を見つけ手を組み、仕上がった製品をこのプロジェクトに共感して頂いた数件の社務所にて販売して頂いています。

社寺での仕事の特徴

神社仏閣や社寺林は、古来より地域の人々で守り育ててきました。近年、気候変動や大きな台風の影響で森や樹木は、人々の暮らしを脅かす存在になりました。それによって、大きな樹は危険なので切り倒せばよいという風潮になっています。
人の暮らしを優先し過ぎれば自然からの恩恵や歴史が失われ、自然を優先し過ぎれば人々の暮らしが脅かされます。
アーボジャパンは職人経験則と科学的理論を併せ持ち、最新技術で施業することにより、人々の安心な暮らしとご神木や社寺林を次世代に引継ぐことが使命だと考えています。